時代は、AppsよりもDapps。そのワケとは?

2019-09-11 06:00:12 · 1927 views · 5 min read

分散型の世界に新たに参入して来るユーザーたちは、みな同じ質問を投げかけます。「dapps(分散型アプリケーション)の何がそんなに特別なんですか? 」彼らは、dappsよりも早く動き、gasも必要としない通常のアプリから、わざわざdappsに乗り換えるべき理由を知りたがっています。その質問への回答として、dappユーザーを惹きつける最も魅力的な機能についてご紹介いたします。

 

「所有権」の新しいコンセプト

Dapps Smart Contracts(コンピュータプロトコル)は、所有権、透明性、および安全性を提供します。 War Ridersは、彼らがユーザーたちの資産を奪うことは到底不可能であることが明らかなので、ユーザーたちは単に軍隊を構築するためだけに5,000ドル、7,000ドルとお金を費やしている現状について言及しました。(War Ridersのインタビュー参照)「これは変更不可能である」と。所有権の概念が「変更不可能である」ということは、あなたがこの世界から消えた数千年後も、仮想通貨の世界で取得したデジタルアイテムの所有権はなくならないことを意味しています。

 

さらには、CryptoWatchesのロレックスや“In Crypto,you can Lambo”がスローガンのCryptoLambosのランボルギーニなど、現実では手に入らないものを実質的に所有することもできます。各モデルとアイテムには個人の固有IDがあり、所有者は一人に限定されます。 仮想通貨の世界では、何を買うも何になるも自由。どこかの都市の市長になったり(CryptoMayor)、単に都市を購入したり(MyEtherCity)、有名な政治家(CryptoPolitician)やAlipay(Ethercom)のような有名なブランドを購入することだってできます。

WeeArt

 

“イーサニティ”というセンス

ブロックチェーンで購入したアイテムは永遠にあなたのものです。ブロックチェーンのアートの例を参考に説明しましょう。 Thomas Crown Artは、分散型台帳技術を使用してアートワークを認証することで、インターネット環境のある人なら誰でも「永久不変の作品記録」を登録する機能を提供しています。

 

一方で、イーサリアム上の全てのアイテムとキャラクターはトークナイズされています。サービスの提供が終了しても、アイテムが消えることはありません。トークナイズされたキャラクターはイーサリアムのネットワーク上に存在し続け、さらに、ゲームエコシステム上での新規ゲームに使用することも可能です。 

バーチャルの新しい楽しみ方

ブロックチェーンは、ゲームエコシステムで購入したアイテムを潜在的に使用できる新しい方法を提供します。あなたのアイテムの可能性は無限大です。例えば、PirateConquestはトークンの相互運用が可能です。CryptoKittiesトークンとCryptoCountriesトークンは、ゲーム内で貴重な資産になります。同様な例として、KittieFightでは、利益が得られる競争において、CryptoKittiesのコレクションを利用することができます。

 

WeeArt

 

希少かつ専有的

すべてのdappsアイテムは限定的であり、一度販売されると二度と生産されることはありません。収集可能なアイテムは、NFT(non-fungible tokens, 変更不可能なトークン)であり、つまり「唯一」であることを意味します。希少性の証拠として、同様のアイテムは作成することができ内容になっています。ブロックチェーンの不変性により、ユーザーたちによる本物の変更や複製版の作製が禁じられます。

 

公平性とハッキング耐性

一部、ブロックチェーンにメッセージを残すことを勧めるdappsがあります。一度公開されると、誰にも変更/削除されることはありません。これは、情報の保存いおいて新たな検閲耐性のあり方を示しています。(which shows a new uncensored way of storing information. )では、ユーザーはどのようにしてそのようなデータのコントロール権を得られるのでしょうか?(How can users have such control over their data? )ソーシャルメディアプラットフォームであれゲームであれ、ユーザーがdappで共有した情報は、ブロックチェーンのネットワーク内に保存され、断片化され多情報として存在します。情報の共有ステータス自体は全員が確認できますが、情報を共有したユーザー本人以外にコンテンツ自体の変更はできません。

 

情報のハッキングを試みる者は、全ての断片を手に入れるまでブロックチェーンネットワークに在る全てのノードを体系的に攻撃し続ける必要があります。今日までに、そのようなハッキングが成功した例は一度もありません。 

マネーロンダリングの可能性

クリプトキティドラゴンがゲーム業界史上最高額キティとして600ETH(2018年10月8日現在で約170,000ドル)で取引された例を機に(参照記事)、一部では、ブロックチェーンを通したコレクションの取引におけるマネーロンダリングの可能性が懸念されています。

CryptoKitties

 

寄付

SillySmartContractsの「0.0015ETHを支払った人の数を確認するために0.0015 ETHを支払う」の例からもわかるように、ゲーム要素はついに寄付の手段としても使われるようになりました。彼らは、単純なクリックゲームを通して、開発にあてる支援金を集めています。ゲーム要素は、銀行取引からフィットネス、ソーシャルメディアまで、あらゆる種類のアクティビティに適用できる柔軟性を誇ります。例えば、フィットネスでは、ユーザーは自身の記録を破ることでメダルを集め、Facebookでは、思い出の詰まったカラフルなアルバムで誰かとの友情を祝福されます。dapps内のゲーム要素は、ブロックチェーンをさらに魅力的にします。

 

SillySmartContracts

 

Curiosity

好奇心からdappsに手を出す人も少なくありません。「クリックして、クリックした人数を確認する」を打ち出した上記の例も、好奇心の刺激を狙ったものです。「どれくらいの人々がどのような理由でdappsを始めるのか」という疑問に対する好奇心から、人々はdappsを始めるのです。 

育成機能

ゲーム要素を取り入れるプロセスにおいて、数多くのコレクションdappsが育成機能を導入しました。例えば、UnicornGoでは、プレーヤーはユニコーンをペアリングし、親の遺伝情報を継承する子孫を取得できます。ブロックチェーンは、遺伝学を可視化し、ユニークな種を作成させることもできるのです。子孫を得るためには、各親から1つずつ染色体を取得することで、新しいユニコーンの遺伝子型が生成されます。ある意味、育成機能は遺伝学の教育ツールとしても捉えられます。

 

 

UnicornGo

 

ギャンブル

人々は、現実の世界でギャンブルに手を出すのと同じ理由から、ブロックチェーンでもギャンブルをするようになります。 Ponziスキーム、Fomo、および発売から30日でユーザーから7,422ETH(2018年11月レート基準 $1,477,423.32)のトランザクションを獲得した話題沸騰の最新アプリ333ETHなど、ハイリスクのアプリが数多く存在します。このスキームでユーザーが“勝つ”ためには、ゲームに迅速に接続し、遅れた者から配当を得るという方法のみです。Dapp.comのランキングからも、ユーザーが自動化されたプロセスを通じてピアツーピアでトークンや資産を取引するDEXまたは分散型取引所(decentralized exchange)で最も多いトランザクション量が記録されていることがわかります。たとえば、IDEXの残高は58,180.32 ETH(2018年11月レート基準 $11,581,374.70)です。 DEXに次いで、ピラミッド、ギャンブル、ベッティングダップなどが見られます。一方で、日々のアクティブユーザーの比較においては、これらのdappsは上位に位置します。(2018年11月3日基準 Dice2.winなど) 

コミュニティの形成

各dappは、Discord、Telegram、Twitter、Redditなど、様々なソーシャルメディア上で、日々共通の話題やネットワークを目的とする人々のための自律的なソーシャルプラットフォームが作られています。これらは、「ブロックチェーン上のReddit」のような分散型ソーシャルメディアプラットフォーム「Steemit」などを製作し、コンテンツの投稿、キュレート、および投票を可能にしました。参加ユーザーは全員、「スマートメディアトークン(SMT)」と呼ばれる、米ドル記号($)付きのERC-20トークンの形式で金銭報酬を受け取ります。 Steemitの他にも、分散型LinkedInの代替「Indorse」、Twitter Peepethに類似した分散型マイクロブログプラットフォームである分散型YouTube「 D.Tube」などがあります。あなたがこの記事を読んでいる間にも、同時並行で分散的な世界が構築され続けています。近いうちに、世の中の全てのものに対して分散型の代替コンテンツが出てくるでしょう。


 

分散アプリケーションにおけるアイデアは、集合的な決定に集中しています。その例として、予期せぬ損失に対する補償を保証するコミュニティ集団であるトークンCrowdsuranceのSaveMyLuggageが挙げられます。彼らは、資金配分に関する集団決定と、財政的支援を提供しています。同様に、間もなくリリースされるdappソーシャルメディアプラットフォームであるKARMAは、コミュニティにおけるよい行いに対してお互いに報酬を与え合い、「GOOD KARMA」を決定することを目指しています。

 

ゲーム要素を通じたブロックチェーンの可視化

ブロックチェーンゲームはユニークですが、現段階ではまだ従来のビデオゲームほど開発されておらず、ゲームのほとんどは、ギャンブル、賭け、自動進行ゲーム、およびコレクションの形式です。 MMOゲームWar Ridersや近日発売予定のMMORPG Ember Swordのように、ブロックチェーン上でビデオゲーム業界の経験を取り入れようとしているゲームも登場しつつあります。

 

Dappsは、分散コードの可視化に役立つグラフィカルインターフェイスを提供することで、ブロックチェーンアプリケーションの実用性と多様な使用用途を示しています。ユニークなブロックチェーンの可視化のほとんどは、ゲーミフィケーション、つまり、あらゆる分野のゲームプレイの典型的な要素(銀行、保険、金融、結婚など)を通して行われています。

 

スマートアナキー

多くの場合、分散化はカオスと関連付けられますが、ブロックチェーンはSmart Justiceによる組織化されたシステムを提供し、さらには、スマートコントラクトを含む分散トランザクションのためのオンライン争いごとの解決サービスも存在します。スマート・ジャスティスは、争いごとの解決手続きを開始するためのプロセスと、争い解決プロセスにおいて、投票を行って主張を検証する「意思決定者」になることを動機付けるシステムで構成されています。

 

ブロックチェーンサービスは、MarriageUnblockedなどの単なる結婚アプリケーションとは違います。「誓います」をクリックして、愛する人への誓いを書き留めると、プロポーズとパートナーに送る誓いが記されたリンクが送られてきます。相手が「誓います」をクリックして誓約書が成立すると、あなたの確認後、誓いはトランザクションを通じて送信され、イーサリアムブロックチェーンを通してあらゆる州や宗教の手の届かないところで永久に保存されることになります。

 

全てのユーザーは、それぞれ違った魅力を理由にdappsを使用します。またその一方で、ブロックチェーンは、そういった全てのユーザーの期待に応え、あらゆるニーズを満たすために、独立したエコシステムの構築を目指す最中にあります。

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